ジャスミン Jasmin flower
どんなハーブ?
ジャスミンは、上品な甘い香りがしますので「香りの女王」と呼ばれています。「花茶」(中国茶)として知られているジャスミンですが、ハーブティーでは開く前の蕾を使用します。蕾にはビタミンC、E、そしてミネラルが豊富に含まれるハーブです。
ジャスミンは化粧品や飲料の香り付けにも利用され、開花直前に摘みますが、開花してしまったものと蕾の状態のときがあります。 日が沈んでから濃厚で甘い香りを漂わせるため、インドでは「夜の女王」と呼ばれ、ローズと並んでもっとも愛されているハーブの一つ。インドでは儀式に欠かせない香りとして活用されていたものが、北アフリカやスペインに運ばれたようです。
その後フランスにも渡ったジャスミンは、さまざまな種類が栽培されるようになり、現在も観賞用も含め100種類近くあります。ヨーロッパでは、17世紀後半に入って、ジャスミンの人気がピークを迎えます。18世紀の中国では、ジャスミンの花が市場で取引されていました。
学名:Jasminum officinale
科名:モクセイ科
原産国:中国
*原産国は季節等により予告なく変更になる場合がございます
使用部位:花部(蕾)
どんな味??
ジャスミンの品種は多く中国茶では同族の茉莉花を使い緑茶の葉に開きかけた花を混ぜて香りをつけて飲まれます。中国茶のジャスミン茶とハーブティとしてのジャスミン茶は香りも味も異なります。
ご注意!
ハーブティのジャスミンはクセのないあっさり味です。ドライハーブティーのハーブは、水分が蒸発してしまった分、咲いていたときの甘さから薄くなっています。ほかの鎮静系ハーブや、紅茶、中国茶とのブレンドもおすすめです。香りが飛びやすいので、少量ずつ購入するか、できるだけ早めに使いきるようにしましょう。
〈おすすめの飲み方〉
ティーカップ1杯(180cc)に対し、ティースプーン2杯程度(6〜10粒程度)が適量です。抽出時間は3分から4分です。
オススメのブレンドや飲み方
リラックス目的で、リンデンやレモンバーベナなどのハーブとのブレンドはおすすめです。またオレンジピールなどで柑橘系の香りをつけても良いです。
リンデン
レモンバーベナ
オレンジピール
こんな使い方もありますよ!
バスハーブとしてもおすすめです。ハーブを木綿の布袋に入れて口をひもでしばってバスの中でもみほぐします。 ゆったりとした気分に浸りたいときに優雅な気分にさせてくれますよ。
ご注意
■1日、2から3杯を目安にお飲みください。
*ブレンドのハーブは、原料の供給状況によって異なるブレンドに変わることがあります。ブレンドのハーブ内容をご確認ください。
※初めてハーブティーを飲まれる方は、1ヶ月をめどに試してみてください。
※また妊娠中の方、薬を服用されている方、持病のある方で御心配な方は、 かかりつけのお医者様にてお問合せ下さい。