レッドグレープリーフ
どんなハーブ?
赤ぶどうはヨーロッパ種のぶどうのことで、アメリカ種の生食用のぶどうに比べて糖度・酸度が高く、粒が小さいことが特徴です。皮や種の比率が多いながらも、香味成分が非常に多いため、香り高い上質なワイン造りに適した品種とされています。みなさんが普段飲まれるワインの原料となるぶどうはヨーロッパ種が主流です。
赤ワインに含まれるポリフェノールが健康によいことはよく知られていますが、ポリフェノールはワインより葉自体に多く含まれています。赤ブドウ葉は健康ハーブとしてヨーロッパでは飲用されてきました。ヨーロッパのワイン農家では巡りを整える健康茶として赤ブドウの葉を愛飲し、カスピ海やエーゲ海周辺では葉を利用した郷土料理も多く存在します。地中海料理は日本の沖縄料理と同様に、世界的には機能性成分を多く含む健康食として世界中で研究されています。
代表的な葉っぱの料理として「ドルマデス」という料理が知られます。ギリシャ、トルコなどの地域でもいろいろな作り方があり名称もそれぞれです。エジプトでも葉に包んで蒸す、「マハシ」という米包み&詰め料理があります。
ドルマデス料理
赤ブドウの葉っぱの料理も体によい伝統食品の一つで、葉っぱには赤ワインよりも多くのレスベラトロール(機能性成分として注目される抗酸化物質)やポリフェノール類を含み、健康を維持するためのサポートをしてくれます。赤ブドウ葉は4.0%以上の総ポリフェノールと0.2%以上のアントシアン配糖体を含みます。
学名:Vitis vinifera
科名:ブドウ科
原産国:スペイン
*原産国は季節等により予告なく変更になる場合がございます。
使用部位:葉部
どんな味??
ティーはフルーティーな香りで、ほんのり酸味を感じる上品な味わいです。少し渋みも感じられるティーです。ただ他の茶葉類に比べてレッドグレープリーフの葉にはタンニンが少ないため、どちらかと言えば軽い味わいです。
〈おすすめの飲み方〉
ティーカップ1杯(180cc)に対し、ティースプーン2杯くらいが適量です。抽出時間は5分から8分を目安に淹れます。長めに入れすぎると渋みが強くなりますが、しっかり味わいたい方は7、8分くらいを目やすに抽出すると良いでしょう。
オススメのブレンドや飲み方
ハイビスカスを少量加えたブレンドはほんのり酸味とフルーティーな風味になります。アイスティーにすればお酒が飲めない方のソフトドリンクとしてもお飲みいただけます。またオレンジピールを加えて、ホットワインを思わせる風味を演出するのもおすすめですよ。
こんな使い方もありますよ!
フルーツを足してサングリア風にしてもいいです。赤ワインの代わりにフレッシュチーズ、カマンベールチーズ、黒オリーブ、干しいちじくなどのドライフルーツ、ほうれん草のバター炒めなどが合います。
ご注意
■1日、2から3杯を目安にお飲みください。
*ブレンドのハーブは、原料の供給状況によって異なるブレンドに変わることがあります。ブレンドのハーブ内容をご確認ください。
※初めてハーブティーを飲まれる方は、1ヶ月をめどに試してみてください。
※また妊娠中の方、薬を服用されている方、持病のある方で御心配な方は、 かかりつけのお医者様にてお問合せ下さい。