スペアミント Spearmint
どんなハーブ?
スペアミント(Mentha spicata)は 中央ヨーロッパ原産の多年草でペパーミントの原種ですが、ヨーロッパ・アメリカで料理に使う「ミント」と言えばこれをさす程一般的な品種です。古代ギリシャの時代から香料として利用されてきたハーブです。葉の先端が尖っていることから「槍」という意味の「スペア」の名が付きました。
主成分のカルボンが、スペアミントの甘みのあるスーッとした香りのもとです。ペパーミントよりも香気が穏やかなのが特徴です。ペパーミントは、スペアミントとウォーターミントの交配種であり、スペアミントより小ぶりな葉とスペアミントのようなしわがないのが特徴です。
学名:Mentha spicata
科名:シソ科
原産国:アメリカ
*原産国は季節等により予告なく変更になる場合がございます。
使用部位:葉部
どんな味??
ペパーミントと異なり、メントールを含まず、ℓ-カルボン55%を含むという点で香りに大きく影響します。L-カルボンはメントールより刺激が少ない成分です。さらにスペアミントには柑橘系に多く含まれるリモネンを含むので、香りが柔らかです。
〈おすすめの飲み方〉
ティーカップ1杯(180cc)に対し、ティースプーン2杯程度が適量です。抽出時間は3分から4分以内がおすすめです。長く抽出すると渋みが強くなってしまいます。
オススメのブレンドや飲み方
スペアミントの葉、砂糖、ラム酒、炭酸水、氷でモヒートが作れます。夏の暑い日には、爽快感のあるのど越しが味わえます。アルコールを好まない方は、ラム酒ではなく(砂糖抜きでも)、その分、炭酸水を多めに作れば同様に作れます。夏の体調が優れない時におすすめですよ。
ご注意
■1日、2から3杯を目安にお飲みください。
*ブレンドのハーブは、原料の供給状況によって異なるブレンドに変わることがあります。ブレンドのハーブ内容をご確認ください。
※初めてハーブティーを飲まれる方は、1ヶ月をめどに試してみてください。
※また妊娠中の方、薬を服用されている方、持病のある方で御心配な方は、 かかりつけのお医者様にてお問合せ下さい。