
サフラワー Safflower
どんなハーブ?
サフラワーは染料植物として古くから利用されてきたハーブです。べに花の名前でもよく知られています。黄色色素や紅色色素には、血液循環をよくすることにより血液をきれいにする効果があるため、女性に多い悩みの生理痛や生理不順、貧血、冷え性、更年期障害などの症状の緩和に使われてきました。
属名のカルタムスはアラビア語の”染める”、種小名ティンクトリウスは”染料の”という意味で、いずれも花を着色料にすることによります。エジプトのミイラがまとっていた布は、サフラワーで染めたと言われています。また仏教の修道僧・尼僧の僧服はサフラン・シサルの花びらで染められていました。
脂肪酸やフラボノイド類、カロテノイド類が多く含まれているため、中国漢方では古くから、女性特有の症状である生理痛、生理不順、貧血、冷え性、更年期障害に使ってきました。また種子から採れる脂肪油は食用油にされ、コレステロールの代謝を正常にすることから動脈硬化の予防に使われたりもします。
外用では浸出油をクリームにして皮膚の外傷をいやしたり、ハーブティは軽い炎症の湿布などにも利用できます。女性に多い悩みの生理痛や生理不順、貧血、冷え性、更年期障害などの症状の緩和に効果があります。また、サフラワーには鎮静効果があり、イライラ気分を鎮めてくれるハーブとして知られています。
学名:Carthamus tinctorius
科名:キク科
原産国:中国
*原産国は季節等により予告なく変更になる場合がございます。
使用部位:花部
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どんな味??
カレンデュラに似た香りと味です。かすかに香る程度なので他のハーブとのブレンドにもオススメです。
〈おすすめの飲み方〉
ティーカップ1杯(200cc)に対し、ティースプーン1,2杯の茶葉が適量です。抽出時間は3分から4分ぐらいが目安です。あまり長く抽出すると苦味が強くなります。
オススメのブレンドや飲み方
特に女性特有の症状緩和に使えるので、ラズベリーリーフやローズヒップなどとも相性がいいですね。
ラズベリーリーフ
ローズヒップ
こんな使い方もありますよ!
日焼けには冷湿布がオススメです。吹き出物、敏感肌、脂性肌、湿疹などにも使えます。ハーブティを濃く入れたものを冷やして、ガーゼなどに浸して、湿布にどうぞ。
植物オイルに漬け込んだ浸出油を作っておくと、トリートメントなどに活用できます。肌トラブルや、生理痛の緩和に使えます。
ご注意
■1日、2から3杯を目安にお飲みください。
*キク科のアレルギーの方は注意が必要です。また、妊婦の方も避けたほうがいいでしょう。
*ブレンドのハーブは、原料の供給状況によって異なるブレンドに変わることがあります。ブレンドのハーブ内容をご確認ください。
※メディカルハーブはお薬ではありません。あくまでもあなたの健康維持と体調の不調を整える目的で御利用ください。
※初めてハーブティーを飲まれる方は、1ヶ月をめどに1日の量を守って試してみてください。