か行のハーブ

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カレンデュラ Calendula

どんなハーブ?

マリーゴールドの種類ですがフレンチマリーゴールドのような園芸種とは異なります。カレンデュラはポットマリーゴールドと呼ばれる種になります。カロテノイドを多く含み、抗酸化力が強いハーブで、古代エジプトでは若返りの妙薬とされ、インドのヒンドゥー教徒は祭壇をこの花で飾り、ペルシアやギリシャでは、美しい花びらを料理に添えてつけ合せや薬味としていました。ローマ人がいつも毎月の初めに、花が咲いているのを見てカレンデュラ(カレンダー)という名をつけ、日本ではキンセンカの名でよく知られています。日の出とともに花を開き、太陽を追いかけながら夕刻に花を閉じる習性があり、シェークスピアは『冬物語』の中に「日暮れとともにベッドにつき、朝日とともに泣きながら起きる花」と記されています。またインドやパキスタンなどイスラム教の国では、神にお供えする花として、ヒンズー教の寺院でも祭壇に飾る花として、親しまれています。

カロテノイド色素によるあざやかなオレンジ色の花弁が特徴です。花弁を植物油に漬け込んで成分を溶出させたカレンデュラ油とミツロウで作るカレンデュラ軟膏は知られています。
  


学名:Calendula officinalis
科名:キク科
原産国:エジプト
*原産国は季節等により予告なく変更になる場合がございます。
使用部位:花部

このハーブはワンコイン対象ハーブです。クラウターハウスのシングルハーブをもっと手軽にちょっとだけほしい方におススメの少量パックシリーズです。初めて飲むハーブだから、ちょっと試してみたい方や、石鹸作りやチンキなど、クラフトの材料として必要分だけ欲しい方にも便利な少量サイズです。500円以内のワンコインで購入できる手軽で保存も便利なパウチパックでお届けします。


どんな味??

ドライは甘酸っぱい花と青のりの様な香りです。ティーにすると花の甘酸っぱい香りと特有の香りがします。やさしい香りと甘みがあります。ほのかな香りですから、他のハーブなどとの組み合わせがオススメです。

〈おすすめの飲み方〉
ティーカップ1杯(180cc)に対し、ティースプーン3杯程度(3つ指でひとつまみ)が適量です。時間が経つと苦味質が入っているため苦味が強くなります。

オススメのブレンドや飲み方

胃がしくしくするときは、カモミールなどのブレンドがオススメです。ブレンドの場合はあまり味に影響を与えないので外観のかわいさ、色味の調整のために最後に加えても良いでしょう。
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カモミール

こんな使い方もありますよ!
チンキ剤 冷浸油 +セントジョーンズワート=軟膏、ハーブティ、石鹸、バスオイル、シャンプーなどにも応用できます。また花弁はシルクや羊毛の黄色系の染色にも適しています。ミョウバンを媒染剤として染めると、木綿に対してもきれいなレモンイエローに染まります。花弁だけでなく、茎や葉も一緒に刈り込んで染めると褐色がかったグリーンが出ます。

またお料理では、カロチンやカロチノイドなどの黄色い色素は着色料としてヨーロッパでは古くから料理やお菓子の色づけに利用されチーズの色づけにも使われてきました。

花びらをパンやケーキに焼き込んだり、ローストチキンを作るときにチキンに擦り込んで焼き、また乳製品ととても相性がいいので、ミルクに混ぜたりも可能。もっと手軽には生の花をサラダに散らして色を楽しんだりスープやピラフの色付けにも使えます。


ご注意
■1日、2から3杯を目安にお飲みください。
*キク科のアレルギーの方はお気をつけください。
*ブレンドのハーブは、原料の供給状況によって異なるブレンドに変わることがあります。ブレンドのハーブ内容をご確認ください。
※初めてハーブティーを飲まれる方は、1ヶ月をめどに試してみてください。

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