
アイブライト Eyebright
どんなハーブ?
「アイブライト」の原産はヨーロッパですが、アジアの西部や北アメリカなどでも見かけることができます。 このハーブはゴマノハグサ科の一年草で、葉は楕円で周囲に歯状突起があり、白や赤の花を咲かせます。 和名を「コゴメグサ」といい、小さい白い花が米粒を散らばしたように見えることに由来しています。
アイブライトはその名の通り、目がきれいに輝くようになることから、その名前がつけられました。 ロシアの民間療法では疲れ目の治療に昔から使われてきました。イギリスでは花粉などのアレルギーや風邪の諸症状の緩和に利用されています。
学名のEuphrasiaはギリシャ神話の三美神(Three Graces)こと、エウプロシュネ(歓喜・祝祭)、タレイア(花のさかり・喜び)、アグライア(光輝)の一人である、喜びの女神エウプロシュネにちなんだ名前です。彼女には、人類の目を癒すための植物が与えられていたとされています。
さらに詳しいハーブの情報・学術データは、こちらのハーブ&スパイスガイドで!
学名:Euphrasia officinalis
原産国:ブルガリア
*原産国は季節等により予告なく変更になる場合がございます。
使用部位:葉部
どんな味??
アイブライトのお茶は、ウーロン茶のようなちょっとクセのある味ですが、さっぱりして香りも弱めです。温度が低めのお湯(80度くらい)のお湯でいれると香りが立ち苦味が少なく飲みやすくなります。
オススメブレンドは、花粉対策のブレンドとしてエルダーフラワーやネトルといったハーブとの組み合わせや抗酸化作用のローズヒップとのブレンドもオススメ!
ブレンドにおすすめハーブ
エルダーフラワー
ネトル
ローズヒップ
こんな使い方もありますよ!
湿布剤として利用することも出来ます。小さじ1に、水0.5リットルを加えて10分間煮て冷ましてから、コトンやガーゼを浸し軽く絞って、日焼けや虫さされなどの患部に当てて湿布する方法もあります。数回繰り返すと良いです。
ご注意
■1日、2から3杯を目安にお飲みください。
*ブレンドのハーブは、原料の供給状況によって異なるブレンドに変わることがあります。ブレンドのハーブ内容をご確認ください。
※メディカルハーブはお薬ではありません。あくまでもあなたの健康維持と体調の不調を整える目的で御利用ください。
※初めてハーブティーを飲まれる方は、1ヶ月をめどに1日の量(目安は1日、ティーカップで2,3杯ぐらい)を守って試してみてください。